タイに来てから振り返ってみよう その5 お金とレベル
今回は僕がやってみて感じたタイリーグのレベルを書いていこうと思います。
と、その前にちょっとお金の話を。
タイに来て一番心配してたのは、やっぱり給料。
未払いの話もちらほら聞いていたので、初めての給料日はソワソワしたのを覚えています。
ちゃんと払われたのですが・・・
このご時世にまさかの練習場で、現金手渡し!笑
なかなか衝撃的でしたね。笑
人によって厚さが違うし。気まずいったらありゃしない笑
あと契約書に書いてある金額より多く入っていて、ラッキーなんて思っていたら・・・
タイには練習に来ないやつがいるので、(それもおかしな話なんですが)
給料とは別に練習に来たらもらえる『練習給』なるものがあるらしく、
(1回500バーツ、だいたい1500円くらい)
(あるチームもあればないチームもあるらしい)
その分が足されてたみたいです。
勝利給も一応あって、相手チームによって変動します。
でもたまに払われないときもあったり・・・苦笑
基本的にはどこのチームも銀行振込なんですが、ラチャブリーだけは手渡しみたいで。
あと給料日通りに支払われたことほぼなかったです苦笑
でも周りの日本人の話聞くと給料未払いの話はちょくちょく出ていたので、
自分は遅れはするものの、ちゃんともらえていたのでマシだったのかなと。
そんなこんなで色々なことがありましたが、
1年目は、32試合出場8ゴール、チームも前年残留争いしてた中、4位と躍進し良いシーズンを送ることができました。
よくいろんな人にタイのレベルってどうなの?と聞かれるのですが、なかなか伝えるのが難しいです。苦笑
あくまで僕個人的な印象なのですが、守備はJ2下位から中位、攻撃はJ2中位から上位くらいかな。
攻撃に関しては、どこのチームもお金をかけて前線に良い外国人選手を使うし、タイ人にも攻撃的なポジションには良い選手が結構いるので、ハマれば破壊力はあります。
守備に関しては、組織で守るのがあまり得意ではないので穴は多いです。
ただ、誰が来ても簡単に活躍できるリーグではないと思うし、逆にレベルが高いかって言われたらそうとも言い切れないし。
例えば、J1で活躍できなかったヘベルチ(セレッソ大阪、ベガルタ仙台)が得点王になったり、逆にアルビレックス新潟で活躍したブルーノロペス、ヴィッセル神戸で活躍したボッティなど、J1で活躍してた選手が全然活躍できなかったり。
タイで活躍できなかったジェイがジュビロ磐田で活躍したり。
やっぱり実力があっても、タイに適応できるかどうかが一番大事なのかなと思います。
これまでブログに書いてきたような理不尽なこと、日本じゃありえないことがたくさん起きます。
それをうまく自分のなかで消化して、適応できた選手が活躍できるのかなと思います。
ではまた
永里 源気
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