タイに来てからを振り返ってみよう その2 コミュニケーションと食事
前回の記事はこちらから タイに来てからを振り返ってみようその1
僕がタイに行った年は、外国人枠が7人まで登録でき、出場できるのは外国人3人とアジア1人で、サブに外国人1人おくことができました。(現在は登録が7人から5人に変更されています)
あと前期と後期の間で2人まで新しい選手を入れ替える事が可能なので、契約があっても結果を出していなかったら平気で切られます。
お金があるチームはカップ戦専用の外国人を取ったりしてるとこもあるし。
入れ替わりがすごく激しいのもタイの特徴だと思います。
このときの監督はスペイン人の現徳島ヴォルティス監督のリカルド。
始動から1、2週間後から合流して、リカルドが来てからはちゃんと時間通りに練習始まるし、途中でだらけることもなくなりました!
さすがでした笑
フィジカルコーチにはベルギー人、選手はブラジル人でセレッソやベガルタなどでプレーしたヘベルチ、他にコートジボワール人、セルビア人、ブラジル人2人、韓国人と自分で計9人!
外国人同士とのコミュニケーションは、やっぱりヨーロッパのサッカーの話が一番多かったです!
ヨーロッパで活躍してる日本人選手のことはみんな知っていたし、よく話題にあがってました!
このように、外国人が多かったのと、だいたいどのチームにもこんな感じで外国人が多くいるので、タイ人は外国人の扱いに慣れているというか、積極的にコミニュケーションを取ってくれるのでチームに馴染むのはだいぶ早かったと思います!
タイ人とのコミニュケーションを取るのに使ったのは何かというと、、、
日本のアニメ!
タイ人は日本のアニメをよく見るみたいなので、話のネタによくでてきました!
特にNARUTO、ONE PIECE、ドラゴンボール、キャプテン翼はみんなだいたい知ってたし、たまに俺が知らないアニメとかもでできたりと。
日本のアニメすげーなと改めて実感。
アシストしてくれたらプレゼントするって約束して、本当にアシストしてくれたからプレゼントしました!
こいつはベジータが大のお気に入り
サッカーでのコミニュケーションではだいぶ気を使いました。
タイ人の特徴として、人前で厳しく言われることを極端に嫌います。
厳しく言われたらふてくされて、もっとやらなくなってしまいます。
なので日本にいるときと同じ感覚で接すると、タイ人のやる気を削いでしまうのと、自分が浮いてしまうと思います。
相手を立てつつ、自分の要求を伝えてく。あまり厳しく言い過ぎない。
(何回も言いたくなってましたが。)
というのを特に意識してタイ人選手と接してました!
あと、来てから一番苦労したのは間違いなく食事の部分だと思います。
なにせ自分、パクチーと辛いのが苦手。笑
だいたいの料理辛いし、辛くなくてもパクチー入ってるし。
(今は辛いのはまだだめだけど、パクチーは大丈夫です!好きではないですが笑)
バンコクだったらいくらでも日本食レストランがありますが、ここはラーチャブリ。。
運良く、ホテルの隣にあるカフェの人が自分でも食べれるようなメニューを作ってくれて、最初の頃はすごく助かりました!
ゴールを決めた時はケーキをサービスしてくれたりと、本当に良くしてもらいました。
のちにラーチャブリにも日本食レストランが1個だけあるのを知り、車を手にいれてからは週3回以上はそこの日本食レストランに通ってました!
そこのお店のおばちゃんもめっちゃ良い人で、日本語を少しだけ話せるんですが、自分のことをすごく心配してくれて、ここでご飯食べてないときはどこで食べてるの?ちゃんと食べれてる?とか、車もってないからそんな頻繁に来れないって知ると、家まで迎えに行こうかと言ってくれたり。
誕生日のお祝いもしてくれちゃったりして泣
本当にお世話になりました!
デリバリーしてくれる日本食のお店や、洋食屋も見つけることができたのでラーチャブリでの食事の面は1,2ヶ月でだいぶ慣れました!
ただ、アウェイのホテルでの前泊は食べなきゃ動けないし、どうしようもないので我慢してタイ料理食べてました。。苦笑
前泊ですごく印象に残ってるのが、バンコクのホテルに泊まった時、そこのホテルがちょっと良いホテルだったのもあって夕食に寿司や刺身などが出てきたのですが、、、
試合前に生魚はあたる可能性があるので普通は食べないというか、日本だったら出てきすらしないんですが、お構いなしに食べてましたね。
話を聞くとそういう栄養や食事の勉強だったり、チームとしての講習だったりは全くないみたいです。
そういうところにも力を入れたらタイももっと強くなると思います。
つづく
ではまた
永里 源気
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2017.04.20 09:19