自覚
こんばんは。
先日、ワールドカップ予選、タイVS日本がありましたね。
在タイの日本人の人達はもちろんのこと、タイ人の人達も大いに盛り上がってました。
タイではプレミアリーグが一番人気があるので、マンチェスターUに所属していた香川選手や、去年リーグチャンピオンになった岡崎選手はタイでもとても人気があります。
さて試合ですが、試合前にタイ人にいろいろ言われたので、内容はともかく勝って一安心です。笑
もともと日本に対するタイの評価は高かったのですが、やっぱり日本は強いというのを再確認したようです。
僕はタイに来てからこの「日本人に対する評価」をすごく意識するようになりました。
来たばかりの時は、タイ語はもちろんのこと、英語も少ししか喋れず、最初に移籍したチームは田舎で、英語表記もほとんどなく。。
自分が本当にこの国で生活できるのかすごく不安になったのを覚えてます。
そんな僕をこの町の人達は助けてくれました。
町を歩いてれば、『どこいくの?送ってやるよ。』と止まってくれ、よく行くカフェでは、タイ料理が苦手な僕でも食べられるような料理を作ってくれました。
バンコクからタクシーで帰ったとき、次からは連絡くれたら迎えに行くからと、そのドライバーが連絡先をくれたり(それから帰国するときはいつもそのドライバーに送迎を頼んでました)、一番びっくりしたのは、唯一ある日本食のレストランで、家の裏が雑草ボウボウで困ってるんだよーって定員さんと話をしてたら、ほかの席で食べてたタイ人が、明日おまえの家行って切ってやるよ!と言ってくれたり笑(さすがに申し訳ないので断りましたが)、あげたらキリがないくらい親切にしてくれました。
タイの人達は日本、日本人のことをすごく好いてくれています。
それは今までタイに関わってきた日本の人達が築きあげた評価のおかげだと思うのです。
僕がタイに来れたのも、僕がタイにくる前に活躍して、日本人の評価をあげてくれた人達がいたからこそ、タイに来れるチャンスができたと思います。
だから、自分が生き残って行く為にはもちろんのこと、その日本人に対する評価をもっとあげて、たくさんの日本人選手がタイに来られるように、僕は結果とクオリティーを示さなきゃいけないと思ってます。
プレーの面だけではなくパーソナリティの部分も含めて。
『日本を代表してタイでサッカーをしている、働いている』
代表選手ではないけど、国を背負ってる自覚を持ってやらないといけないなぁと。
一つ一つのプレー、行動が、永里源気としてはもちろんのこと『日本人』としても見られてる。
ではまた
永里源気
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